今月の言葉

≪今月の言葉≫
極楽へつとめて早く出で発たば 身の終わりには参り着きなん
法然上人

≪意訳≫
「旅は早朝に出発するように」と言われるように極楽浄土への旅においてもお念仏(仏教)とできるだけ早く縁を結んでお念仏と共に暮らしていれば、この身(命)がいつ終わろうとも必ず極楽浄土へ参らせていただけます。

精進すること(修行)は仏教において目的地(極楽浄土)へ行くためには必要です。
法然上人は誰でも行える修行として「なむあみだぶつ」とお念仏を称えるだけで極楽浄土へ行くことができることを示してくださいました。
厳しい修行のできない愚かな私でも「なむあみだぶつ」とお念仏を称えることで極楽浄土へ阿弥陀仏に救っていただける有難さを思うと、今日も謙虚にただ一向に「なむあみだぶつ」とお称えするばかりです。
住職