今月の言葉

≪今月の言葉≫
念仏の行者の存じ候べき様は 後世を恐れ 往生を願いて念仏すれば 終わるとき
必ず来迎させ給うよしを存じて 念仏申すより外のこと候わず 法然上人

≪意訳≫
凡夫(覚りを開くことのできない大多数の人間)の心は物事を見聞きするにつれて移ろい易いものです。たとえば、猿が落ち着きなく枝から枝へと移っていくようなものです。本当に散乱して落ち着きがなく、心を穏やかに無心にすることは難しいものです。
たしかに法然上人のお言葉の通り、人の(私の)心は移ろいやすく、見聞きしたものに心を動かされて、一つのことに集中することはなかなかできないものです。
自分は凡夫であることを認め、己ができることをわきまえ、謙虚に仏様に向き合い、高慢心を捨てることが大切だと改めて感じます。
今日もただ一向に「なむあみだぶつ」
住職

