平成三十一年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

昨年も正覚寺はお檀家の皆様のお支えを頂き、無事に新年を迎えることができました。
心より御礼申し上げます。

特に15年ぶりとなった4月の五重相伝では128名のお檀家の皆様にご参加いただき、共に
浄土宗のお念仏の教えを学び、共に修行し、あらためて仏教の有難さを実感させて頂きました。

今年はここ数年のように新しい行事を始めたり、お寺の大きな改修工事をするようなことは
ございませんが、正覚寺の寺務所玄関に掲げる『脚下照顧』看板の気持ちそのままに、
しっかりと足元を見て己を省みて地道に精進する所存です。
また、これまで通り日々の法務はもちろん、彼岸会、御忌会、お盆、十夜会等の
大行事をはじめ、御講、写経会、観音講、百万遍講、地蔵講、公開講座、落語会
などの行事を通して一人一人の方としっかりと向きあい、ご縁を深めさせていただきたい
と思います。

そして今年も『檀家の皆様と地域の皆様が笑顔になれるお寺』を目指します!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成三十一年一月一日 正覚寺第三十四代住職 楠美知剛