ひな人形を寄贈いただきました

お檀家さんよりひな人形を寄贈いただきました。

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ふっくらと、気品のある愛らしいお顔立ちで、心が和みます。

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お檀家さんが「きめこみ」された「木目込み人形」です。
木目込み人形とは・・・
桐塑または木で作られた人形に、衣服の皺や模様の形に本体に筋掘りを入れ、筋掘りに目打ちなどで布の端を押し込んで衣装を着ているように仕立てた人形。この筋彫りに布の端を押し込む動作を「木目込む(決め込む)」ということから「木目込み人形」と呼ばれるようになった。(Wikipediaより)
いまからおよそ270年前の江戸元文年間(1730年代後半)に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った小ぶりの人形が「木目込み人形」の始まりです。それは鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫をほどこし、そこに溝を掘って神官の衣装の端切れを木目込んだものでした。(真多呂人形様のHPより)

お人形の型に着物の布を1枚1枚、「木目込み」という手法で重ねていくのですが、制作過程をみると大変な作業です。

大切になさっていたと思います。これからはお寺で大切に飾って皆さんにご覧いただきたく思います。

玄関に3月中旬頃まで飾らせていただきます。ご来寺の際はぜひご覧ください。

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位牌堂にもお雛さまの「押絵」を飾っています。

こちらもまた別のお檀家さんより寄贈いただきました。ぜひご覧ください。