お供えもののおすそわけ
正覚寺では昨年より、ひとり親家庭の子供たちが通う無料塾
「サタディ☆くらぶ」に仏様のお下がりのお菓子や果物、
お米、ジュースなどをおすそわけしております。
こちらの無料塾「サタディ☆くらぶ」(青森市と弘前市で毎週土曜日開催)
は「青森家庭少年問題研究会」様が主催しており、
ひとり親家庭のお宅を支援する団体「青森母子寡婦福祉会」様
を経由して月に1~2度、お菓子などをお分けしております。
お寺では、たくさんのお菓子や果物などがお供えされます。
仏様にお供えをさせていただいたあとのお供物を有効に
活用できないかと考え、やはりこれからの未来を担う子供たちを
少しでも応援したいと思い、こちらの団体にご相談をいたしました。
県の調査(2014年)では本県の母子世帯年収は200万未満が全体の
66%を占めるなど、母子家庭の経済的な苦しさは明らかです。
最近はメディアでもたくさん取り上げられています。
今年1月1日の東奥日報にもこちらの取り組みが大きく掲載されました。
貧困の連鎖を断ち切るには教育しかありません。
正覚寺では小さな小さな支援ですが、これからも続けていきたいと
思います。
浄土宗21世紀劈頭宣言
愚者の自覚を 家庭にみ仏の光を 社会に慈しみを 世界に共生を
青森県母子寡婦福祉会様
http://aomori-kenboren.jimdo.com/