東京・大本山増上寺御忌大会
四月七日、東京・大本山増上寺・御忌大会(ぎょきだいえ)の唱導師の
大役を務めさせていただきました。
御忌大会は法然上人のご遺徳を偲びお念仏を称える法要です。
唱導師とは御忌大会において大本山増上寺御法主台下に代わり法要を
行う導師(中心となる僧侶)の事です。
一生に一度の大役を務めることになり、この一年はこの日の為に準備
をしてまいりました。
青森から100名以上の檀家の皆様、80名もの僧侶の皆様にもご参集頂
き本当に心強く有り難かったです。
四月七日は昼頃まで雨が降ってお練り行列が中止になるかとも思われ
ましたが、午後になると御忌大会に合わせたように雨が上がり、日差
しが眩しいほど青空が広がりました。
そして桜吹雪の中お練り行列と庭儀式をさせていただく事ができました。
法要の最中は只々、法然上人とすべての方への感謝の想いでお念仏を
称えさせていただきました。
法要後の祝宴では大本山増上寺御法主八木季生大僧正台下、平等院住職
神居文彰師をはじめ多くの方にご臨席ならびに祝辞を頂き本当に有り難
かったです。祝宴の法楽では『BLUE TOKYO』の皆様が素晴ら
しいパフォーマンスで盛り上げてくださり、目の前での演舞は驚きと興
奮の連続でした。
この度の御忌大会唱導師は身に余る大役でありましたが、無事に円成さ
せていただけたことは、正覚寺の檀家の皆様と正覚寺を支えてくださる
すべての皆様のおかげだと本当に感謝の想いでいっぱいです。
ここに改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。