第2回雅楽演奏会を終えて
先日、浄土宗青森教区雅楽会の皆さまによる
雅楽演奏会を終えました。
前回を上回るたくさんのお客様にご来場をいただき
まことにありがとうございました。
演奏曲目
≪管弦≫
平調音取 ひょうじょうねどり
越天楽 えてんらく
五常楽急 ごじょうらくのきゅう
舞を伴わない和楽器のみで演奏することを「管弦」といいます。
当日は三管三鼓の六種で行いました。
(三管 笙しょう・篳篥ひちりき・龍笛りゅうてき)
(三鼓 鞨鼓かっこ・太鼓たいこ・鉦鼓しょうこ)
また今回は舞楽を取り入れて頂き、さらに華やかな舞台となりました。
≪舞楽≫
抜頭 ばとう
長慶子 ちょうげいし
管楽器、打楽器の演奏に舞が加わるものを舞楽といいます。
舞楽にはインド、及び中国大陸から伝来した系統(=左方)
と朝鮮半島から伝来した系統(=右方)があります。
当日は右方の「抜頭」を演奏してくださいました。
雅楽は日本におけるもっとも古い伝統をもった音楽です。
約1400年前、東大寺仏開眼法要で盛大な舞楽が奉納された
ことは有名です。その後、日本独自の改良が加えられていき
今日までその伝統が継承されています。
アンケートでは、9割のお客様から様々なご意見を頂きました。
至らない点もございましたが、今後もぜひ浄土宗青森教区雅楽会の
皆さまのご協力をいただいて継続してまいりたいと思います。
お集まりいただいた皆様、浄土宗青森教区雅楽会の皆様
ご縁を結んでいただきありがとうございました。