春彼岸会

3月20日(月)は春彼岸法要です。

春分の日を中日とした7日間を『春彼岸』といいます。
お盆と並ぶ大切な仏事の期間で、多くの寺院では法要が勤められます。
『彼岸』は『かなたの岸』をさし、『此岸』(私たちの生きる世界)
の向こう側、つまり阿弥陀さまの西方極楽浄土を意味します。
阿弥陀さまはお念仏をとなえる人を漏れなくその極楽に救ってくださり、
私達は先立たれた方々と再会を果たすことができると説かれます。
浄土宗が拠りどころとする、お経の一つ『観無量寿経』には、『日想観』
といって、西に沈む夕日の先に極楽浄土を思い描く、という修行が
説かれています。春分と秋分は、太陽が真西に沈むことから、それに
最も適した日といえます。
また、法然上人が師と仰いだ中国・唐の善導大師は『日想観』を実践し
極楽浄土の願いを新たにするように教えられました。
浄土宗ではこれにならい、自身の極楽浄土を願うとともに、ご先祖の
供養を行う法要として、彼岸会が修されるようになりました。
期間中、お墓参りに出掛ける方も多いでしょう。お花を生ける、
好きだった食べ物をお供えする、お線香をたむけ、手を合わせ、
『南無阿弥陀仏』とお念仏をとなえる。
お浄土にいらっしゃる『あの方』に思いを馳せる大切な機会です。
~浄土宗新聞3月号より~

 

今年より開始時刻が変更となりました。お間違いのないようお越しくださいませ。

10時 住職法話

11時 法要

12時 増上寺御忌大会団参旅行説明会 2階 円光の間にて

受付は9時から開始いたします。

 

 

 

 

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