10月23日㈰、東京・大本山増上寺において『正覚寺東京法要』
を厳修させていただきました。

正覚寺のお檀家さんは東京近郊にも多くおられますが、青森と
の距離的な問題などから、なかなか正覚寺へのお寺参りやお墓
参りが難しいという声が以前よりございましたので、この度
初めて東京での正覚寺お檀家合同法要をさせていただきました。
大本山増上寺のご配慮により本堂(大殿)を会場としてお勤めさ
せていただきました。

当日は25家族、40名のご参加を頂き、本堂での法要、円光大師
堂での法話の中で皆様と共に大切な方への供養をさせて頂きました。
ご参加された皆様からは「青森まではなかなか帰れないのでこの
ような機会は有り難かったです」「増上寺の本堂での法要は貴重
な体験でした」「また来年も行ってほしいです」というようなご
感想を頂きました。
もちろん来年も行いたいと思います!

ご参加いただきました皆様、ありがとうごさいました。
( 2016年10月25日 )
十月十日㈪『先代住職楠美知仁七回忌・先々代住職楠美知行十三回忌法要』
を厳修いたしました。
法要には約300名の檀家の皆様と青森県各地より約20名の僧侶のお上人方々
がご参集くださり、共に先代住職と先々代住職への追善供養をさせていただ
きました。


時の経つのは本当に早いもので、先代住職の遷化(往生)からは6年、
先々代住職の遷化からは12年が過ぎました。
先代住職は「檀家さんの為の正覚寺であれ」と先々代住職は「人の
集まるお寺であれ」と常々語っていましたので、法要に多くの皆様
にご参集いだいたことで、先代住職も先々代住職も極楽浄土で喜ん
でくれたことと思います。また法要後のホテル青森での偲ぶ会では
多くの方から二人の生前の思い出話を聞かせていただき、たいへん
有り難かったです。

先代住職の突然の遷化からこの6年間、私が住職を務める中でもこの二人の言葉
を常に意識してやってまいりましたがその言葉の真意にはまだたどり着いては
いません。そして極楽浄土から見守る二人の視線はまだまだ厳しいものを日々
感じています。しかしこの法要を機に改めて「檀家さんの為の正覚寺」という
二人の言葉を忘れずに浄土宗の教えをしっかりと実践伝導し前を向いて進んで
いくことを誓わせていただきました。
お檀家の皆様、今後共どうぞよろしくお願いいたします。
正覚寺第三十二世 先々代住職 楠美知行 正覚寺第三十三世 先代住職 楠美知仁

ご参集頂きました皆様、心よりのご回向、本当にありがとうございました。
( 2016年10月11日 )