2018年6月のアーカイブ
先日、県南地方を中心にパーソナリティ、リポーター、歌手として
活動をされている中島美華さん率いる『なかじまみか楽団』
のコンサートが開かれました。

東日本大震災をきっかけにスタートし、今年で7回目を迎える『かたりうた~刻~』。
これまでは、八戸市と弘前市で主に公演をされていたそうですが
今年は4年ぶりの青森公演をご縁あって正覚寺で開いてくださいました。

正覚寺では本堂内や阿弥陀様をライトアップしての行事は
初めてだったのですが、とても幻想的な美しい空間に
中島美華さんの優しくパワフルな歌声と楽団の皆様の心に響く演奏、
ステージを支える裏方スタッフの皆様、アットホームなお客様が
一体となり素晴らしい公演でした。

ちなみに『なかじまみか楽団』には懐かしの
「スーパーギャング深夜同盟」でおなじみの
『うっちゃん』こと内山千早さんもいらっしゃいます。
この日もステージを盛り上げてくださいました!

今回のコンサートのテーマ「刻」。
中島美華さんの歌声、語り、コンサート全体を通して
日々の暮らしの中で、自分自身が何を刻めているか?
亡き大切な人へ思いを寄せて、自問自答させてもらいました。
感謝感動のひとときでした。
またのご縁を楽しみにしております!
( 2018年6月24日 )
先月ですが、25日の御忌会を前に青森市消防本部の方に
お越しいただき職員一同、防災避難訓練を実施いたしました。

年6回行われる、年中行事では1日に大変多くの方がご来寺されます。
ほとんどの方が本堂にいらっしゃいますが、位牌堂でお参りを
されたり、寺務所で事務手続きをされたり寺内各所に人がいます。

また月に8回の行事や毎日のご法事、お参り、寺務手続きなどで
常にどなたかがご来寺されています。
本堂は2階にあり、寺内は広く少し複雑な造りです。

幸い、正覚寺は昭和49年に再建されていますので鉄筋コンクリートで
防火設備が充実しており、火災で炎が燃え広がるということは
考えにくいとのことで少し安心しましたが、有事の際は避難時に
パニックになり混乱することが想定されます。

足の悪い方も多数いらっしゃいますので、いかに安全に早く
落ち着いて避難誘導できるかが重要です。

この日は法要時の地震及び火災を想定し、本堂、位牌堂にいる
皆さんを避難誘導する訓練をしました。
私はお檀家さん役をしましたが、サイレンが鳴ったり館内放送で
避難を誘導され、訓練とはいえ非常に緊張しました。

実際、揺れたり煙が出ている中を落ち着いて行動できるでしょうか。
日頃の訓練、備えが大切です。
日本各地で大きな地震が続いています。
皆様も身の回りの備え、避難場所の確認、ご家族との連絡方法など
今一度、ご確認ください。
外出先ではご自身でも避難口の確認などをしましょう。
( 2018年6月23日 )
このたび寺内用の車イスをご用意しました。
玄関を入ってすぐ左側のねぶた横に設置しております。
位牌堂や観音様のお参りなどにもご自由にご利用ください。

ご自身の車イスでご来寺された場合はこれまで通りタイヤを拭いて
そのままお入りいただけます。
また、これまでお知らせをした事がなかったのですが、高齢の方や
お身体の不自由な方のお手伝いをする設備をご紹介いたします。

こちらは『いす式階段昇降機』です。

2階の本堂まで安全にゆっくり昇降します。
ご利用の際は職員までお声がけください。

正面玄関のスロープ

正面玄関の手すりも昨年、設置しました。

正覚寺会館玄関のスロープ

通夜、葬儀、各種行事を行っている会館です。

昨年、1階トイレを改修の際、車いす対応のトイレも設置しました。

正覚寺の行事は全てイス席にて対応しています。


![IMG_4725[1]](http://shogakuji.com/wp/wp-content/uploads/IMG_47251-300x225.jpg)
お寺というと古い建物ですのでバリアフリーという概念がなく、
地形や景観の問題や重要文化財の場合はまた様々な問題があり
整備が難しいことがあります。
正覚寺も昭和49年再建とはいえ、本堂と位牌堂の一部は2階にあり、
バリアフリーにするには大規模な改修が必要となります。
やはり正覚寺も大規模な改修は難しいのですが、少しでも多くの方に
ご来寺いただけるよう少しづつ改修を進めております。
また寺務所には常に職員がおりますので、設備が追いつかない分、
職員一同でお手伝いいたします。お気軽にお声がけください。
( 2018年6月20日 )
正覚寺
〒030-0802 青森市本町1丁目1-12
TEL:017-776-3454 FAX:017-776-3329