2月15日はお釈迦様のご入滅の日(命日)です。お釈迦様のご入滅を一般的に涅槃(ねはん)と言います。
お釈迦様は35歳で覚りを得て仏教を開き、その後はインド各地を歩き回られ、ひたすら説法を通して多くの苦しみを抱える人々を救われました。
80歳の時、鍛冶工のチュンダからきのこの入った食事の供養を受け激しい腹痛におそわれ、それが原因でご入滅を迎えます。
しかしお釈迦様はチュンダを責めることなく、最後の説法として「すべてのものはやがて滅びる。怠ることなく道を求めよ。」と言葉を残されました。
その教えが様々な宗派となって今に伝わっています。
浄土宗においては「なむあみだぶつ」とお念仏を称え阿弥陀様の救いを求めることがお釈迦様の教えの真意と受け止めています。
そのご入滅の時の様子が涅槃図となって後世に伝わっています。
2月中は涅槃図(江戸時代後期作)を本堂にて公開しております。
ぜひお参り頂き、お釈迦様のご入滅に想いをはせてお念仏をお称えいただければと思います。
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( 2023年2月15日 )
今月は「青い森でのびのび育つ会」様へおすそわけいたしました。
ご寄付くださいましたお檀家の皆さまありがとうございます。





代表の千葉さんは不登校の親子の会や食材をおわけしますの会、お譲りしますの会など子供さんや親御さんの支援をされています。
先日は母子の施設への支援活動をされていたというお話をうかがいました。地方ほど人の目が厳しいため生きづらく、多様な問題への支援が足りないこと、公的支援もなかなか届きにくい事(知られていない、利用しづらい、手続きが煩雑など)をつくづく感じます。そのような中での千葉さんの想いや行動力には頭が下がります。
千葉さんから情報をいただきながら、私共も微力ながら支援を継続していきたく思います。
( 2023年2月8日 )
お檀家さんよりひな人形を寄贈いただきました。

ふっくらと、気品のある愛らしいお顔立ちで、心が和みます。


お檀家さんが「きめこみ」された「木目込み人形」です。
木目込み人形とは・・・
桐塑または木で作られた人形に、衣服の皺や模様の形に本体に筋掘りを入れ、筋掘りに目打ちなどで布の端を押し込んで衣装を着ているように仕立てた人形。この筋彫りに布の端を押し込む動作を「木目込む(決め込む)」ということから「木目込み人形」と呼ばれるようになった。(Wikipediaより)
いまからおよそ270年前の江戸元文年間(1730年代後半)に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った小ぶりの人形が「木目込み人形」の始まりです。それは鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫をほどこし、そこに溝を掘って神官の衣装の端切れを木目込んだものでした。(真多呂人形様のHPより)
お人形の型に着物の布を1枚1枚、「木目込み」という手法で重ねていくのですが、制作過程をみると大変な作業です。
大切になさっていたと思います。これからはお寺で大切に飾って皆さんにご覧いただきたく思います。
玄関に3月中旬頃まで飾らせていただきます。ご来寺の際はぜひご覧ください。

位牌堂にもお雛さまの「押絵」を飾っています。
こちらもまた別のお檀家さんより寄贈いただきました。ぜひご覧ください。
( 2023年2月7日 )
昨年11月の正覚寺新聞発送時に同封しました『正覚寺アンケート』の返信が少なくなりましたので一旦締め切りまして、集計を終了しました。
ご協力くださいましたお檀家の皆さま、誠にありがとうございました。3月31日までは切手を貼らずに返信できますので、お手元におハガキがございましたら、ご協力いただけますと大変ありがたく思います。
返信いただいたアンケートでは、現在の様々な取り組みに対してほとんどの方が好意的に評価してくださり、少し安心いたしました。反対されている方も大変ありがたいことにお寺の運営を心配してのお声でした。新たなご提案もくださったり、本当にありがたいです。
当然、厳しいご意見もあり、何度も読ませていただきました。
その他、いくつかの質問にもご回答いただきましたので、今後の運営に反映してまいります。
また、自由にお書きいただく欄には思いのほかたくさんの方がご意見や、お気持ち、抱えているお悩みを書いて頂き、涙が出るような内容も多々ありました。お檀家の皆さまから正覚寺に対する思いもたくさんいただき、身の引き締まる思いでおります。
現住職が就任してから12年がたちました。コロナ以前からお寺(葬送や仏事など)に対する社会の意識は変化しつつあり、様々な整備をし新たな取り組みを行ってきました。コロナ禍でも更に整備を進めてまいりました。
ますます厳しい社会情勢が続く中、これからもお檀家の皆さまと共に、ご先祖供養を誠実に勤め、浄土宗の教えの元、より安心して前向きに生きていけるよう精進して参ります。
アンケートの集計結果は次号の正覚寺新聞に掲載いたします(5月初旬発送)

( 2023年2月4日 )
1月のおすそわけは青森市社会福祉協議会様主催の「青森こども宅食おすそわけ便」の運営団体様へ。
青森こども宅食おすそわけ便
今回は東部市民センターで開催されています『みんなの食堂アエール』様へ。


ご寄付頂いた立派なりんご、りんごジュース、豚汁レトルト40食

お餅、素麺20食、お味噌汁類たくさん、海苔

ご寄付いただいたお米40キロ(岩手県産ひとめぼれ、青森県産まっしぐら)を小分けにして。
『みんなの食堂アエール様』では昨年末のクリスマス会に80名ほども参加されたそうで、
大変にぎやかな様子だったと教えていただきました。1月のおすそわけでは50人分の準備をされるそうです。
今年もおすそわけの開催時期が合う団体様へ正覚寺からのおすそわけを続けてまいります。
いつもご寄付くださる皆さま、ありがとうございます。
正覚寺ではお供物のおさがりなど賞味期限が短い食品は寺内にておすそわけ。

賞味期限に余裕のある食品は子供さんをサポートしている団体様へおすそわけしております。
ご寄付も受け付けております。ご連絡なしに直接寺務所へお持ちいただければと思います。
( 2023年1月27日 )

位牌堂に入ってすぐ左側に冷凍庫を置いています。
扉を開けると・・・冷凍した果物とお餅を入れています。
果物はだいたいパイナップルが入っています。お餅は少し甘みがついています。
こちらはお供物のおさがりを冷凍したもので、どなたにもご自由にお持ちいただいています。


種なしぶどうも好評です。

お餅です。

生の果物、賞味期限の余裕がないお菓子も時々置いています。

『寺務所入り口』からお入りいただき左手の方へお進みください

位牌堂です。
右手奥には津軽三十三観音の観音様もいらっしゃいますので、ぜひお参りしてお持ち下さい。
正覚寺はお檀家さんではない方も気軽にお参りいいただけるお寺です。
寺務所への声掛けは不要です。ご自由にお参りください。
( 2022年11月29日 )
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正覚寺
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