松丘保養園へ行ってきました。

本日、青森市石江の国立療養所・松丘保養園に行ってきました。
保養園内に栗の木などを植樹させていただいた後、園内を見学させていただき、
ハンセン病について学ばせていただきました。
恥ずかしながら、私は青森市に住んでいながら松丘保養園の存在は知っていたものの
ハンセン病についてや松丘保養園の歴史的背景については無知でした。

この度、初めて松丘保養園内に入らせていただき、ハンセン病について知り、衝撃を受けました。
国の政策により差別や偏見を受けて大変な思いをされてきた方々。
強制的に人生の選択を奪われた方々。
何も知らずに生きてきた自分。
園内にはお寺や教会もあり信仰が皆さんの心の支えとなると伺い、無知の自分を痛感しました。

松丘保養園ホームページからの引用
→松丘保養園は1907年に始まったわが国のハンセン病隔離政策により1909年に創立されました。
現在入所者76名の平均年齢は86歳でハンセン病はすべて治癒し、末梢神経麻痺や視覚障害などの
後遺症と高齢による様々な合併症を持ちながら、みなさんお元気に暮らしておられます。
2001年の熊本地方裁判所判決で違憲であることが明らかになった「らい予防法」は既に1996年に
廃止され、今「ハンセン病問題基本法」の実践が求められています。
長年にわたって偏見、差別、人権侵害を受け苦難の人生を歩んでこられた入所者の方々が、
その名誉を回復され人としての尊厳を持って地域社会のみなさんと共に平穏で豊かな生活を
送っていただけるよう職員一同努めております。

ハンセン病について厚生労働省のページ↓
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0131-5/histry.html

松丘保養園内のお寺↓

CA390065

この活動は青森ロータリークラブを通じて毎年行っていますので来年以降も
必ず参加させていただこうと思います。