お盆法要
ねぶた祭りも終わり、皆様お盆の準備をされているのでは
ないでしょうか。
お盆などの行事は土地によって風習が変わります。
青森県内でも様々な風習があります。
東青・中南・西北地域ではお盆にご先祖様が行き来する
乗り物として、なすやきゅうりで精霊馬や精霊牛を作ります。
きゅうりは足の速い馬として見立てられ、ご先祖様が
お浄土から早く家に戻って来られるように、
なすは歩くのが遅い牛として見立てられ、少しでもこの世から
帰るのを遅らせようという意味があるようです。
また中南・西北・三八地域では、ご先祖様が迷わないように
玄関や門口迎え火、送り火を灯します。
送り火で餅焼きや花火をする地域もあるそうです。
八戸では墓前で獅子が舞う「墓獅子」、
三八地域の一部では四十八灯篭といって新盆から3回目の
盆までロウソク48本を灯すそうです。
津軽地方では法界折という折詰を作って、墓前や位牌堂で
皆さんでいただきますね。
地域で独特な風習がたくさんありますが、どの風習も
ご先祖さまを想い、また亡き大切な方を近くに感じながら
各ご家庭でお供養の心と共に受け継がれてきました。
次の世代にも伝え残さなければいけない風習です。
13日(日)、16日(水)は正覚寺本堂にてお盆法要を執り行います。
10時 法話 正覚寺住職 楠美知剛
11時 法要
12時 終了予定
数多くのご先祖様、大切な方を共にご供養しましょう。
今年は池の蓮につぼみが3つできています。